介護職員は中高齢者も多い

介護職員には、中高齢者も多く採用されています。

  • 若いときから介護や福祉に興味があったという方
  • 介護を深く知りたいという方
  • 両親が高齢になって介護の重要性を認識したという方
  • 定年になったら時間を作って両親の世話をしたいという方
  • 勤めていたお店が閉店になったという方

など、きっかけは様々です。

それまで勤めていた業界と全く違うという方もいらっしゃいます。
自分で限界を定めることなく、
新しいものに挑戦してみる気持ちがあれば大丈夫。

パソコン端末を触ったことがないという方もいらっしゃいますが、
どこの職場も以前に比べて取り扱いが簡単になっています。

介護現場では多くはタブレットが導入されていて、
操作も簡単になっています。

たいていは丁寧に教えて頂けますので、
毎日の業務の中で使いながら慣れていくだけです。

使うからどこが分からないのか、何ができないのかがよくわかります。
分からない時はすぐに聞く!
これさえできれば、問題ありません。

「習うより、慣れろ」
パソコンはその典型的なものですね。

ところで、高齢者と同居していない為に
「高齢者の取扱い説明書」などという医師が書いた書籍まで出てきました。
やはり毎日接していると自ずと分かることも多いと思います。

但し、先入観はなくした方がいいと思います。
自分の身体に「老い」を感じている世代の方が、介護に向いているともいえます。

きょうから職業としての「介護」を始めたい方、
無資格、未経験の方には「資格取得支援制度」がある事業所をお勧めします。

働きながら、資格を取得することができますので、
是非、お問い合わせ下さい。

介護職員の人材確保

公益財団法人 介護労働安定センターの調べによると、東京都内の介護職員の勤続年数は正規職員、非正規職員ともに「勤続年数1~5年」が最も高くなっています。

この背景には、東京都内の高齢者施設が次々に新しい施設が増えていることも背景にあると思われます。それを示すかのように、働く上での悩み・不安・不満等として挙げられているのが、相変わらず
「人手が足りない(50.1%)」
「仕事内容のわりに賃金が低い(42.9%)」
「有給休暇が取りにくい(32.4%)」
「業務に対する社会的評価が低い(31.5%)」

などが挙げられています。

その一方で、「現在の仕事の満足度」といった観点から高いものとして
「仕事の内容・やりがい(59.5%)」
「職場の人間関係、コミュニケーション(50.1%)」

が挙げられていて、介護職としての満足度も高めの数字となっています。

当然技術を要するにも時間が必要ですが、そればかりでなく施設もおのおのの施設や人材、能力などが異なりますから、その意味で慣れるのも一定の期間が必要となります。

慣れることでその方の能力も十分に無理なく引き出すことができますので、同じ職場に長く勤務した方が良さそうですが、転職希望者には誰でも納得できる一定の理由が存在します。

現在お勤めの法人に就職した理由については、
「通勤に便利だから(43.8%)」
「働き甲斐のある仕事だと思ったから(43.0%)」
「やりたい職種・仕事内容だから(42.5%)」
「資格・技能が活かせるから(41.7%)」
「人の役に立ちたいから(30.8%)」

が上位に挙げられていて、「やりがいや資格」を強く感じ取ることができる内容となっていて、 さらに東京では 高齢者施設が地方に比べて働く人にとっては生活の場に非常に近いことによる利点も感じ取ることができます。

その点から、若木ライフにも近隣の在住の方が多くお勤めですが、一般には「通勤」ならぬ「痛勤 」などといわれる首都圏の仕事環境ですから、これらの点での満足度の高い職場環境をつくることで人材の確保にも大いに貢献することになるといえそうです。

扶養内就業したい方へ~板橋区、練馬区、北区など

ご主人などの主たる収入のある方の扶養控除を受けながら、その範囲内の収入を得る範囲で働きたい方は多くいらっしゃいます。

殊にお子さまが小さいうちは十分に働くことができない方が多い為、扶養内就業を求める方が多いようです。

その場合には、税金と社会保険の2つの面で考える必要があります。
税金には、住民税や所得税があり、社会保険には年金や健康保険などを指します。

税金では、年収103万円以下、社会保険では年間収入見込額が130万円未満で受ける控除が変わるため、税金、社会保険とも正しい知識を身に付け、ライフスタイルに合わせた働き方を選択するとよいでしょう。

板橋区内にも扶養内就業できる事業所が多くありますが、中でも介護施設ではデイサービスなどが人気があるようです。また、出産前に介護経験がある方や介護事業所などでの就労経験がある方は有料老人ホームや特別養護老人ホームなどでも1週間に2~3日7時間を目途に働きたいという方もあります。

いずれにしても、こうした就業形態の間に初任者研修や実務者研修、さらには介護福祉士などの資格を取っておくと、本格的に働きたいという時に時給単価も上がります。

扶養内就業は本格就業に向けた一種のモラトリアム期間のようなものだと位置付ける人もいらっしゃって、この期間中を有効に活用して資格を取る人もいらっしゃいます。

一例ですが、介護系の施設では未経験でもいいが、介護資格を保有している方の就業を希望される施設もあれば、介護資格はなくてもいいが、逆に介護経験が1年以上求められるケースなどもあります。

事情はまちまちだと思いますが、施設の求める事情や採用担当者の考え方も反映されてきますので、施設側にこうした視点があることを考えながら、板橋区内や練馬区、北区など周辺地域での比較的近距離で働ける施設を見つけることが同一事業所で長く働ける秘訣かもしれませんね。

是非、扶養内修業期間を有効に活用しましょう。

板橋区周辺で子育て中に働きたい女性の方へ

子育てをしながら、週に日中の2~3日働きたいという女性の声をよく伺います。そんなママさんの為に、出来る限りお近くで就労できる施設を、事業所をお探しします。

当法人は、板橋区が監督する社会福祉法人です。別途、法人内には東武東上線・上板橋駅から3~4分圏内にエキチカ保育園Ⅱも営んでいますので、就業と保育を併せて考えることもできます。

また、どんな業界にも興味があっても、未経験で不安だという方は多いと思います。単純な作業でも不安が募りますが、介護や医療の現場では相手が体の自由度が大きく劣る高齢者ということも多く、不安を訴える方も多いようです。

そんな不安を払拭するために、スタッフプール板橋では未経験者を対象に3ヶ月の有給での研修体制を整えていますので、「介護」にご興味のある方は是非ご連絡下さい。

さらに、慈誠会グループに就労される方には、介護員としての初任者研修や国家資格となる介護福祉士を受験するために必須となった実務者研修を無料で受講できる支援制度もあります。

つまり、働いてお給料を手にしながら、さらに資格を無料で取得できる方法もあるというわけです。特に、子育て中で急な発熱や病気で仕事を休まなければならないという方も多いはずです。そんなままならない期間中に資格を取得する支援しています。

子育て中の人
子育て中に働きたい方を支援します

少しでも、子育て中のお母さん方が働きやすい環境づくりを心掛けていますので、是非一度お問い合わせ下さい。

もちろん、子育て前に介護などのお仕事を経験されて、子育てに目処がついたから本格的に毎日働きたいをいう方も大歓迎です。超高齢社会において、体調を気遣い、生活を支援し、さらに精神的な満足度を高めて、落ち着きのある日々を送って頂けるよう要介護の高齢者を支援する仕事に従事してみてはいかがでしょうか。

板橋区周辺地域で働きたいという、子育て中の方、未経験者も、経験者も大歓迎します。

要介護者を増やさないリハビリ

高齢化の進展と共に介護者が増えるというのが常識となっています。しかし、本当に単純な比例関係にあるのでしょうか。

わたしは些か疑問に思っています。その理由は、わたしたちの日常生活の変化です。一日を考えてみると、身体に筋肉が600以上もあるというのに、そのほとんどを使わない日々を送っています。

そこが大きな落とし穴となっています。使わなければ筋肉は衰えることを多くの人が知っています。しかし現実は、使えていない人が圧倒的に多いんです。病院や介護施設でもけして十分な頻度で筋肉を使い、さらに増やすという計画的なリハビリは行われているとはいえないように見えます。

高齢者の歩行を支えるという視点から、歩きやすように体をなるべくまっすぐ維持するには体幹の筋肉が必要です。さらに下半身を見ると、大腰筋や太腿の筋肉、大腰筋に拮抗筋である大臀筋など大きな下半身の筋肉を維持する意識が大切です。その大切な部位に必要な刺激を、しかも十分に行わないと効果は上がらないといえます。

これを怠れば、リハビリはやるば、効果が不十分ということになります。重要なことは本人の意欲を盛り上げた上で、継続して、必要かつ十分なリハビリを行なうことです。超高齢者の方は、なかなか必要かつ十分が難しいのかもしれません。できればそこに気づくのが早い方がいいでしょう。50歳代でも大腰筋をはじめとした下半身の大きな筋肉はかなり衰えているはずです。要介護者を増やさない様にしたいものです。